【永遠(とわ)なる叫び】



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尾崎豊 アルバム『誕生』



”天才の早すぎる死”

当時のメディアはこぞって

尾崎豊の壮絶な最期を取り上げた。



頭の中が真っ白になった僕は

駐車した車の中、助手席に座る彼女の横で

ハンドルを抱いて号泣した。



とはいえ当時の僕はせいぜい

1stと2ndアルバムくらいしか

もっておらずコンサートなどに

行くほどの熱狂ぶりでもなかった。



がその日を境に間違いなく僕の中の何かが変わった。



今思えば今の自分を形成する過程の中での

いい意味にもまた悪い意味にも非常に重要な

パーツになっている事件であったように思う。



大袈裟に聞こえるかもしれないが

僕のような客観的なファンでさえ

そんな有様ゆえ、熱狂的な

それこそ”信者”とさえ揶揄された人たちの

ショックは計り知れなかったであろう。



尾崎豊の『永遠の胸』

歌詞が全体的に重く難解ゆえ

噛み締めるように、噛み砕くように

聴いていた記憶がある。



”断崖の絶壁に立つように夜空を見上げる

今にも吸い込まれていきそうな空に叫んでみる…

何故生まれてきたの?

生まれたことに意味があり、僕を求めるものがあるなら”



歌い手としての尾崎豊、尾崎豊を求めるファン。

尾崎の詩の中に幾度となく出てくる”孤独”

孤独という影におびえながらも

ファンのためにそして自分のために歌い続けていく

そんな覚悟を表現したのだろうか。



尾崎の享年をとっくに越した僕は

いまだに生まれたことの意味を求めて

さまよっているようだが…





※写真は本文とは残念ながら無関係です。
気になった方、暇な方は以下にてご覧ください。
【ニュージーランド写真集300】
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